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こころの問題でお悩みの方

こころの問題?もしかして認知症?と心配したら

専門の精神保健福祉士または、外来看護師が対応いたします。相談室にお気軽にご相談ください。
こころの問題・認知症の症状は様々で大変つらいものです。一人で悩んだり、家族や友人の中だけで悩むより、専門医に相談しましょう。どんな事でもかまいません困ったらいつでもお電話ください。担当者がお電話で症状や経過について確認させていただきます。
お答えいただいた内容によって、適切と思われる診療をご案内いたします。詳細な相談が必要だと判断した場合は、来院し、専門医とお話ください。相談するだけでも気持ちが楽になります。

統合失調症

精神疾患は「こころ」の病気と呼ばれることもありますが、統合失調症は「脳」の病気であると言われています。また、およそ100人に1人弱がかかる頻度の高い病気でもあります。
統合失調症の患者さんの中には、自分にしか聞こえない声が聞こえたり、自分では振り払うことのできない思いが浮かんだりすることがあります。このような体験を精神科では「幻覚」や「妄想」と呼んでいます。その他にも、気力が低下したり、生活のリズムが保てなくなったりする陰性症状とよばれているものがあります。
高血圧や糖尿病などの生活習慣病と同じように、早期発見や早期治療、薬物療法と本人・ご家族さまの協力の組み合わせ、再発予防のための治療の継続が大切です。

うつ病

うつ病になるきっかけとしては、様々な生活体験があります。ストレスになりやすい体験と個人の性格や行動様式が相互に関係して「うつ病」になると言われています。
「うつ病」は、心配や過労・ストレスが続いた時、孤独や孤立感が強くなったり、将来の希望が見出せないと感じたりするなど誰にでもかかる可能性がある病いですが、治る病気だと認識する必要があります。几帳面で真面目、責任感の強い人が「うつ病」になりやすいと言われています。
「うつ病」のサインはご自身で気づくことができる変化と、周囲のものが気づくことが出来る変化があり、まずその変化に気づくことが第一歩です。下記の項目をご自身や周囲の方がチェックしてみて、チェックの数が多いようでしたら当院へ一度ご相談ください。「うつ病」は、治療を受ければ必ず治る病気です。適切な治療を早期に行えば、一般的に6ヶ月から1年程度で回復するのです。

うつ病のサインー自分が気づく変化

  • 以前と比べて表情が暗く元気がない
  • 疲れやすく、元気がない(体がだるい)
  • 気力、意欲、集中力の低下を自覚する
  • 食欲や異性への関心が無くなる
  • 人に会いたくなくなる
  • 夕方より朝の方が気分、体調が悪い
  • 心配事が頭から離れず、考えが堂々巡りする
  • 楽しくなく、生きる自信がない
  • 失敗や悲しみ、失望から立ち直れない
  • 自分を責め、自分は価値が無いと感じる

うつ病のサインー周囲が気づく変化

  • 以前と比べて表情が暗く元気がない
  • うつ症状、体調不良の訴えが多くなる
  • 仕事や家事の能率が低下、ミスが増える
  • 周囲との交流を避けるようになる
  • 欠勤、遅刻、早退が増える
  • 趣味やスポーツ、外出をしなくなる
  • 飲酒に伴うトラブルが増える

神経症

神経症またの名を「ノイローゼ」とも言います。フロイトの頃の精神科の大きな疾患の一つに「ヒステリー」というものがありました。「ヒステリー」というのは「突然歩けなくなる」「声が出ない」「手の感覚がおかしい」などの末梢の神経がやられたのではないか??と思わせるような症状となることが多く、この病気を「神経症」と命名したのです。
しかし、実際に麻痺を起こす本当の原因は「心の中の不安」です。末梢神経の病気ではないのです。「神経症」とは <主として心因性に起きる心身の機能障害> と定義されます。心因(心理的要因)以外にも、その人の素質や性格も関与してくるからです。
「神経症」は表面にでてくる症状(前景症状)によってさらにタイプが分けられます。不安が前景に立つ不安障害、身体症状が前景に立つ身体表現性障害、解離症状が前景に立つ解離性障害などです。また統合失調症でないことを確認することも必要となってきます。ぜひ、ご相談ください。

発達障がい

発達障がいとは、小児から成人まで含まれます。片付けられない、こだわりが強く他人とのコミニケーションがうまく取れない、衝動的に暴力を振るってしまったり、思ったことを言ってしまって対人関係で拗れたりと生き難さを強く感じます。任された仕事や作業を途中で忘れる、計画が立てられないなどの生活で困る場合が多くあります。
これらの症状に当てはまるのがADHD(注意欠陥)、アスペルガー症候群、高機能自閉症と言われるようになりました。見た目は、障がいを持っているようには全く見えませんが、生活していく上で様々な困難にあたってしまいます。
当院では、各種必要な臨床心理検査や脳波検査を行い鑑別診断・治療の対応ができます。どうぞご相談ください。

認知症

「最近物忘れが多い」と不安に感じている方もいらっしゃると思います。どうぞお気軽に来院いただいて不安を軽減してください。病気もそうですが、早期発見が一番です。予防の目的で50歳代から定期的な検査もお勧めしています。
また、下記の症状に対しても専門的に対応が可能です。個人で、家族で悩まずにお気軽に相談してください。適切な診断と治療により、症状の大幅な改善が見られます。
主に以下の症状が見られます。

  • 徘徊 意味もなく動き回ったり、ひとりで家を用もなく出て行くことがある。
  • 物忘れ(記憶障がい) 月昔のことは覚えていても、現在のことは忘れてしまう。食事が済んだことや物を片付けたことを忘れて騒ぐことがある。
  • 夜間不眠 昼夜の区別がつかなくなり、夜間に動き回り、眠らないことがある。
  • 暴言・暴力・攻撃的行動 普段言わないような言葉を発したり、意に沿わないと暴力を振るうようになったりする。
  • 不潔行為 ところ構わず放尿する。自分の便などを触るなどの行為が見られます。

ご不明点がございましたら、
お気軽にお問い合わせください。

電話番号はこちら
03-3855-5500
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